通勤や通学で自転車を利用するという人が増えてきています。利用者が増えると、それに比例して事故などのトラブルも増加する傾向にあります。自転車同士の事故の場合、そのまま当人同士で話し合いをするというケースが多いようですが、それぞれに主張が異なることもあり、解決に結びつかない可能性があります。自転車同士の事故であっても、自動車同士の事故と同様に、警察への事故報告義務があります。怪我が重篤であり、事故の当事者が警察に通報することが出来ないという場合には、親類などが代わりに警察へと通報する必要があります。警察に通報し、手続きをすることにより、自動車同様に交通事故証明書の習得をすることが出来ます。

この交通事故証明書は、その名の通り、事故が発生したということを証明するための書類を指します。事故が発生した日時や場所、当事者の連絡先や名前などが記載されており、損害賠償請求をする時に必要となる書類です。交通事故証明書の申込は、最寄りの警察署もしくは交番に申請用紙がありますので、必要事項を記入した上で、手数料を支払い送付するだけです。交通事故証明書がすぐに必要であるという場合には、自動車安全運転センターで手続きをすると良いでしょう。原則として手続きをした当日に交付を受けることが出来ます。

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交通事故証明書から事故発生状況報告書を作成することが必要となりますので、事故の目撃者がいた場合には、情報提供の協力を依頼するようにしましょう。